Jonata El Alma de Jonata Red Wine Ballard Canyon Santa Ynez Valley
92-94 Points : Wine Advocate #220, June 2015
生産国 | アメリカ |
地方 | カリフォルニア |
アぺレーション | サンタ・イネズ・ヴァレー |
ワイナリー | ホナータJonata |
ヴィンテージ | 2013 |
色 | 赤 |
ぶどうの品種 | 81%カベルネ・フラン、16%カベルネ・ソーヴィニョン、2%メルロ、1%プティ・ヴェルド |
栓 | ナチュラルコルク |
容量 | 750ml |
ボトルサイズ | 750ml |
アルコール度数 | 13.5% |
商品コード | JOA4B13 |
UPC | NONE |
在庫 | 在庫あり |
少しシャイな第一印象ですが、時間が経つと果実やムスク、ローズマリー、ミント、ダークチョコレート、香水の様なアロマを放ちます。肉づきが良く、ブラック・チェリー、カシス、松の葉っぱ、完熟したブラック・ラズベリーが味わえます。クリーミーな質感で、とてもゴージャスな印象です。余韻にはクローヴ、葉巻、ココア等が感じられ、チョークの粉の様なきめ細かいタンニンがあります。控え目な一面を持つフルボディワインで、カベルネ・フランの表現力を最大限に活かしたエル・アルマです。
とても暖かく乾燥していた生育期でした。通常、干ばつのが続くと収穫量が増えますが、それを想定して早めにグリーンハーベストを行うことにより、ブドウ1 房毎に行き届く栄養分を集中させました。グリーンハーベストの内容は、1 度目は1 つの枝につき房を1 つだけに剪定し、およそ5 割のブドウを落としました。剪定はまた更にもう一度行い、もう半分のブドウを落としました。結果、収量を例年の25%程まで下げ、ブドウの樹は水不足によるストレスを一切感じることなく、とても凝縮していて濃厚なブドウを実らせました。どこか旨味を感じ、歯ごたえがあるような深い味わいで、サンタ・バーバラのホナータの砂質の土壌そのものが感じられるワインに仕上がりました。
80% フレンチオーク新樽、20%フレンチオーク旧樽
カリフォルニア ・ カルト ・ ワインの代表格とも言われるスクリーミング ・ イーグルのオーナーがサンタ・バーバラに興味を示したのが 2000 年。アスパラガスを栽培した方がいいと言われた土地にボルドー系品種を植えました。本人曰く「これは大きなばくち」と言ったこの賭けが、ミッシェル ・ ローランやスタグリンの醸造家であったマット ・ ディーズの力により、カリフォルニアを代表するスーパープレミアムワインを生むことになりました。ロバート ・ パーカーは「彼らがあの土地でボルドー品種で成功した事は、度肝を抜かれるくらいの驚きです。」と評しています。
ホナータは 600 エーカーのゴージャスで金色に光る丘です。そのうちの 80 エーカーはユニークなマイクロクライメイトや土壌により慎重に選ばれた土地です。その土地は 50 以上のブロックとサブ ・ ブロックに分割され、それぞれが異なる台木、クローン、植密度の組合せになっています。その結果、ワインメーカーのマットがホナータの為に必要とする多様な味わいが生まれます。
ヴァーモント大学で植物 ・ 土壌学を専攻したマットは、大学卒業後ナパ ・ ヴァレーに移りスタグリン ・ ファミリー ・ ヴィンヤードでアンディ ・ エリクソンと共に働き、ボルドー品種について学びました。スタグリンで働いていた 3 年の間、ニュージーランドのクラギー ・ レンジでダグ ・ ワイザーの下、3 つのヴィンテージのワイン造りにも携わり、シラーとピノ ・ ノワール造りも彼の経歴に加えられました。マットは南北両半球でのカベルネ ・ ソーヴィニョン、シラー、ピノ ・ ノワール造りを通して、ヴィンヤードのフレーヴァーを表現する事の重要さを学びました。ディーズは世界の最も偉大なワインは畑で造られると強く信じています。彼の幅広くバランスの取れた経歴と、この畑の高品質なブドウに対する情熱と共に、2004 年にホナータに加わりました。
ワイナリーのオーナーは、あの言わずと知れたカリフォルニアのカルトワイン「Screaming Eagle」のオーナーである Stan Kroenke(スタン・クロエンケ)です。彼はアメリカのバスケットボール・リーグ NBA のデンバー・ナゲッツ、そしてアメリカン・フットボール NFL のセントルイス・ラムズのオーナーで、サッカー・プレミアリーグのアーセナルの筆頭株主でもあります。