2017 ピーター・マイケル・ワイナリー マ・ベル・フィーユ エステート・シャルドネ ナイツ・ヴァレー ソノマ・カウンティ

Peter Michael Winery 'Ma Belle-Fille' Estate Chardonnay Knights Valley

 

このワインについて


生産国 アメリカ
地方 カリフォルニア
アぺレーション ナイツ・ヴァレー
ワイナリー ピーター・マイケル・ワイナリーPeter Michael Winery
ヴィンテージ 2017
ぶどうの品種 100% シャルドネ
ナチュラルコルク
容量 750ml
ボトルサイズ 750ml
アルコール度数 14.3%
商品コード PMM1C17
UPC NONE
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楽しみ方と保管方法


ティスティング・ノート

凝縮していて、エキゾチックな果実味があります。グアヴァ、パイナップル、モノイの花、ペストリー、赤りんご、ネクタリン、牡蠣の殻のミネラリティがあります。口に含むと大きく広がり、凝縮感が全面的に感じられます。洋梨、はちみつ、ドライアーモンド、オレンジの皮、ジンジャーブレッド、マンゴスチンがリッチで長い余韻に香ります。舌触りがとても良く、ピュアでセクシーなワインです。10 年以上の熟成が期待できます。

生産情報


ヴィンテージノート

長年続いた干ばつに終わりがきました。冬の雨季に降るはずの雨がやっと降ったのです。春はとても涼しく乾燥していて、開花の期間が本来よりも長引いた結果、花振るいが生じたブドウもありました。潤った土壌の影響で樹勢はとても強く、グリーン・ハーヴェストとキャノピー・マネージメントをしっかりと行い、ブドウのバランスを保ちました。ヴェレゾン後は例年よりも暖かかったので、灌漑を少しずつ行い、ブドウが乾燥しすぎてしまうのを制御しました。早いペースで成熟を迎えましたが、収穫時には気温が下がり、完璧な熟度まで達しました。9 月28 日には全ての収穫を終え、収量は例年よりも少し減ったものの、とてもリッチで果実味が強くエキゾチックな香りを持つシャルドネが完成しました。

ブドウ栽培

自社畑の中で最も標高が高く、太平洋から吹き込む風の影響を最も受けるのがこのマ・ベル・フィーユです。夏から秋にかけての数ヶ月は、気温がかなり低くなります。夏場の霧よりも標高の高い位置にある影響で、霧に覆われる事も無く、南東向きの畑は毎朝最初の朝日を浴び、その後一日中日差しを浴びています。この日射量の多さの影響で、他の畑よりも最初に完熟を迎えます。畑の名称はフランス語で「義理の娘」。ピーターの息子、ポールの妻であるエミリーに敬意を表して名付けました。

 

畑 マ・ベル・フィーユ・ヴィンヤード
植樹 1999 年
土壌 岩の多い火山性由来の流紋岩
場所 ソノマ・カウンティ東  ナイツ・ヴァレーの高地  南〜南東向き
標高 520m ~ 580m

醸造

収穫 8 月31 日〜9 月15 日
酵母 100% 土着
発酵 厳選したフレンチオーク樽にて100%樽発酵
熟成 樽の中でシュール・リーにて12 ヶ月、1 週間前に一度撹拌
瓶詰 2019 年2 月7 日
無濾過・無清澄

ワイナリー


ワイナリー情報

現在、ピーター・マイケル・ワイナリーのワインが、カリフォルニア・ワインのサクセスストーリーとして世に知れ渡っていることは言うまでもありません。1987 年のモン・プレジール・シャルドネのリリース当初から問い合わせが絶えず、20 年近く経つ現在でも数量限定販売を行っています。これは、設立当初に定められた企業理念が現在でも変わることなく活動の柱として息づいているからです。


1983 年、ブドウ畑と家族の保養の地を求めて7 年間のリサーチの末、設立者のピーター・マイケル卿はカリフォルニア・ソノマのナイツ・ヴァレーに位置するセント・ヘレナ山の西向きの麓にある火山性土壌の630 エーカー(252ha)の土地を購入しました。これはピーター・マイケル卿がまだ若かった頃、当時フランスに在住していた父親に連れられ、ヨーロッパ各国のシャトーや生産者を見学に行って以来心に抱いていた、将来自分でワイナリーを経営する夢が現実になった瞬間でした。


起業家精神に溢れた「クォンテル*」の創業者として何度も北カリフォルニアに訪れていた彼は、この土地に一目惚れしたのでした。

ワイナリーのモットーは至ってシンプルで、フランスワインの様に、最高のブドウと厳選された樽、そして昔ながらの醸造テクニックを用いてワインを造るということでした。これは、カリフォルニアワインをフランスワインに模して造るのではなく、現在でも見られる一般消費者のフランスに対するワイン贔屓を覆す意味が込められていました。将来的に、世界に匹敵する品質のワインがカリフォルニアで多数生産されることを期待すると同時に、その中のいくつかはピーター・マイケル・ワイナリーで造られたワインであることをゴールとしました。


その後、数年をかけて、敷地の標高が低く暖かい場所にボルドー品種の畑を広げ、標高の高い涼しい土地にシャルドネの畑を開墾しました。敷地のユニークなコンディションの利点を生かし、それぞれのブロックはパズルのように複雑に入り組んだ土壌によってデザインされ開墾されました。土壌・マイクロクライメット・地形・日照の条件を基に、全てのセクションの品種・台木・畝の向き・密植度・排水を決定します。畑に加えて、マイケル家は長期に渡る敷地の自然保護を提唱し、土着の植物を植樹して自然の生息環境を復元しています。


ピーター・マイケル・ワイナリーのワインメーカーとしてこのワイン業界に輝かしい名声を残した人物にはヘレン・ターリー、マーク・オベール、ヴェネッサ・ウォング、リュック・モルレ、そして現在のワイン・メーカーであるニコラ・モルレがいます。ワイナリーはこれらの時代を通じて、ピーター卿の信条である「マウンテン・ヴィンヤード、伝統的な醸造方法、少量生産」を継承しています。


また、ピーター卿の「100 by 100 plan」-少なくとも100 年間続く100% 家族経営、を踏まえて、ワイナリーでは世代のバトンが渡されつつあり、現在では、息子のポール・
マイケルと妻エミリーがワイナリーの戦略的な方向性を示す責務を徐々に増やしています。


そして、1998 年、マイケル家はトゥルー・ソノマ・コースト(現在のFort Ross-Seaview AVA)に400 エーカーの土地を購入しました。土地は沿岸と山間の二つの特徴を併せ持つ驚きの土地です。生育期を通してかなり冷涼な気候ですが、霧に覆われる事のない標高の高い部分はブドウが完熟するのに十分な日照量を得る事が出来ます。この土地に2006 年と2007 年にピノ・ノワールを植えました。


2009 年にナパ・ヴァレーを見下ろすオークヴィル・アペレーション東側の山間に41 エーカーの土地を購入し、そのうち26 エーカーにボルドー品種が植えられています。この畑は「オー・パラディ」と名付けられ、このワインの2012 年ヴィンテージが、デビューわずか2 年目にしてWineSpectator 誌のTOP#100 の#1 ワインに輝きました。

ピーター・マイケル・ワイナリーのワインはロバート・パーカーを始めとする著名なワイン評論家に認められています。パーカー氏に至っては、「もしも自分がボルドーかブルゴーニュに住むフランス人醸造家だった場合、ピーター・マイケルの様なトップのカリフォルニア生産者の存在は気にしないでは居られない」と言っています。

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